「マイナンバー内部監査育成研修」受講報告と活用案内

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先日、ITCA主催の「マイナンバー内部監査人育成研修」を受講してきましたので報告します。
この研修の目的は「マイナンバーの円滑な導入を支援する人材を育成する」こと。また「中小企業・小規模事業者における点検・内部監査」や「委託先の必要かつ適切な監督」の実施を支援し、企業の安心安全、信頼向上、企業価値を高めること等を狙いとしています。(ITCA開催案内より)
なお、受講条件として、「ITCA主催「マイナンバー導入支援者育成研修」(導入編)を受講済のこと」となっていました。(導入編は8月に受講済)
研修は6時間コースで、「マイナンバー制度の概要と番号法(改正点)」、「マイナンバー業務の内部監査の基礎」、「マイナンバー業務の内部監査の手順」、「マイナンバー業務における安全管理対策の点検」と「内部監査ロールプレイ(演習)」となっています。研修で提供される資料は「マイナンバー内部監査人育成研修(本篇)」(66頁)と「マイナンバー内部監査人育成研修~ひな形文書編~」(49頁)の2冊があり、本篇はカラー刷りで内容がコンパクトにまとめられ、理解しやすい内容でした。また、「~ひな形文書編~」は規定類や様式類のサンプルと、参考資料として「サイバーセキュリティ基本法(概要)」や「【JIPDEC】プライバシーマーク制度のQ&A集」になっています。特に「~ひな形文書編~」の様式類サンプルでは、監査実施計画書や点検シート、監査チェックリスト、内部監査報告書など、一連の内部監査で実際に使える様式類が準備されています。

これから益々、社会保障、税、災害対策の分野でマイナンバーの利用が拡大されていきます。民間企業は、従業員の健康保険や厚生年金の加入手続を行ったり、従業員の給料から源泉徴収して税金を納めたりします。また、証券会社や保険会社等の金融機関でも、利金・配当金・保険金等の税務処理を行っており、民間企業や金融機関がこれらの手続を行うためにマイナンバーが必要となります。
しかしながら、全国の多くの中小企業、小規模事業者では、依然として十分な対応が進んでいないのが実態のようです。
この研修で養成される「マイナンバー内部監査人」は、民間企業、特に中小企業や小規模事業者で必要になるマイナンバーに関する知識や監査スキルを身に着けており、「具体的にどのような取り組みをどのように進めて行けば良いか」について、適切な助言や具体的なサポートができます。
ITコーディネータ協会(略ITCA)は、このマイナンバー内部監査人のコミュニティを全国規模で展開していますので、中小企業・小規模事業者のみなさま、マイナンバーの導入や運用についてご相談や困ったことなどがありましたら、気軽にご相談ください。

■ITコーディネータ協会(http://www.itc.or.jp/)
■ITコーディネータを活用する方へ(http://www.itc.or.jp/management/)

ITCはまさき 東野康宣